普段は異業種で働いている、いわゆる「二足のわらじ」状態の私にとって、夏休みはまとまった時間がとれる本当に貴重なもの。(多くの人にとってもそうだと思うけれど…)
そしてこの夏は、その休みを利用して、以前からずっと観たいと思っていた、劇団「マームとジプシー」による舞台『cocoon』を観に、山口情報芸術センターへ行ってきました。
沖縄戦に動員された少女たちから想を得ているという、今日マチ子さんの漫画を舞台化したもので、これがほんとに素晴らしかった!
舞台の中でしゃべったり、歌ったり、砂の上を全力で走りまわる女の子たちから、ずっと目が離せませんでした。
今まで舞台は数える程しか観たことがないのだけれど、こんなに圧倒的なものには、そうそう出会えないだろうな…という事だけはわかったのでした。
ちなみに、これは余談ですが、マユ役の役者の方が、ほんとにマユみたいな出で立ちで、あまりに役にぴったりだったので「ほんとにこういう役者さんがいるんだ…」とちょっとびっくりしてしまいました。(菊池明明さんというんですね、あとで知りました)