明日、新元号が発表されるそうですが、どんな元号になるんだろう?
いずれにせよ、新しく始まる時代が今よりももう少し良いものになってほしいな…と思う前の夜。
今月、大阪で歌人の穂村弘さんと精神科医の斎藤環さんの対談を聴きに行きました。
私は穂村さんの考察力や書かれる文章がとても好きなので、話を聴くのもやっぱり楽しかった。
「一秒でもいいから早く帰ってきて ふえるわかめがすごいことなの」(伊藤真也)
これは対談の中で紹介されていた短歌の中の一首。
一秒が可視化されている、というような事を話されていたと思います。
私は制作する時によく骨をモチーフにしたりするので、長い時間のことはよく考えたりするけれど、逆に1秒を可視化するとかほとんど考えた事がなかったので、「!?」となりました。
だからどうという訳ではないのだけれど、今後の何かのヒントになるのかな…?分からないけど、とにかく私はこういう話を聴くのがとても好きなんだな、と改めて思っていました。