6月某日、とある作家さんの作品を購入ました。今まで友人・知人の実用的な作品(器やジュエリー等)は購入したことがあるけれど、お会いしたことのない方の非実用的な作品を買うのは初めてでした。といっても、小さくて手の届く範囲のものしか無理なのですが、それでもコレクションする人の気持ちを知りたいという事と、自分の手元に作品を所有するというのはどういう事なのかを実際に経験してみて知ってみたいとずっと思っていたので、ようやく実現できて嬉しい気持ちです。 コレクションする理由はひとそれぞれだと思うのですが、今回の事で自分がどういう時に気持ちが動いて、どういうものに興味をもつのか、というのがはっきりしてきた気がしました。作品購入はもっと積極的にやりたいとは思うものの、なかなかそうもいかず、でも「いつか」と言ってたら、その「いつか」までその作家さんが続けられるかわからないから、なるべく「いつか」と言って先延ばしにするのは避けたいな、とも思います。 自分が素敵だな、と思った作品を手の届くところに置いて、思う存分ながめたり、「どうやってるんだろう?」とその不思議を心ゆくまで考えていられるのは、とても良い時間だと改めて感じました。